教育資金準備は学資保険?


11月17日
学資保険については以前も記載したことがあるが、本日の日本経済新聞の29面の「金融商品深掘りチェック」に学資保険の特集があったので再度記載する。
記事ではソニー生命とかんぽ生命の商品を紹介していた。
ソニー生命の商品は貯蓄性重視で満期保険金および就学祝金の合計受取額が払い込んだ保険料の110%強になる。死亡保障に関しては、契約者である親に万一のことがあれば、それ以降の保険料の支払いは免除されて、満期保険金と就学祝い金は受け取れる。被保険者である子供に万一のことがあっても、払込保険料が返金されるのみ。
かんぽ生命は保障重視で、契約者死亡はソニー生命と同様だが被保険者の子供に万一のことがあったら死亡保険金が支払われる。その代わり貯蓄性は劣り、配当金が出なければ、受取額は支払保険料を下回る。
ソニー生命と同じような商品は、アメリカンファミリー生命やアリコジャパンでも取り扱いはあるが、利回りでソニー生命に劣る。
三井住友きらめき生命や日本興亜生命といった損保系生保でも子供の医療保障や傷害補償を充実させた学資保険があるが、やはり保障が厚い分利回りは見劣りする。
学資保険が教育資金準備によいかどうかについて、FPの意見は分かれているが、筆者は絶対必要と考える。なぜなら契約者である親に万一のことがあった場合、すなわち遺児になった場合も保険料の払い込みなしに学資保障が受け取れるのがこの商品最大の魅力だ。親が亡くなって進学を諦める必要がなくなるということだ。
よく学資保険をやるぐらいなら自分で投信等で運用を!というFPもいるが、「貯蓄は三角・保険は四角(貯金は目的額まで自分で貯めねばならないが、保険なら万一の時保障がある)」である。
また、記事の中で畠中氏も指摘しているが、保険料を定期的に支払うことで計画通りお金が貯められる。貯蓄なら不意の出費や意志の弱さでそうならないことも多い。
ただ、インフレに弱いということは筆者も同意する。
筆者が大学生だったのは約20年前であるが、その頃に比べ国立大学の授業料は3倍近くなっている。私立は50%程度の上昇であった。いずれにしろ世の中の物価上昇率から見れば際立って高い。
それに対処するために学資保険とは別に月1万円程度でバランス型ファンドを購入していくとか、月払いの変額終身保険への加入でインフレに備えることもひとつである。
どのようなタイプの学資保険を選べばよいか?はやはり一度FPに聞いて見るのが良いと思う。
芸術系等特殊な才能を伸ばす学問ほどお金はかかるようだ。子供にそのような才能があった時に、お金がなくてその才能を摘んでしまうのは最悪である。
そうならないためにもしっかりした準備をしたい。



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